日本企業の対インド投資が急拡大 ― インド市場参入を検討する重要なタイミングに

インド財務省の対外直接投資統計によると、2025年の日本からインドへの直接投資額は前年比35%増の1兆1,404億円となり、過去3年間で約2倍に拡大しました。

この動きは、インドが単なる低コスト生産拠点ではなく、成長市場・製造拠点・輸出拠点として、改めて日本企業から注目されていることを示しています。人口規模、所得水準の上昇、インフラ整備、製造業振興政策、デジタル化の進展などを背景に、インド市場は今後も多くの分野で事業機会を生み出すと見られます。

特に、自動車・電子部品・産業機械・医療機器・食品・消費財・環境関連製品などの分野では、日本企業の技術力、品質、信頼性が評価される余地があります。一方で、インド市場は州ごとの商習慣、価格感覚、販売チャネル、競合状況、規制環境が大きく異なり、日本国内や他のアジア市場と同じ進め方では成果につながりにくい面もあります。

市場調査を十分に行わず、展示会や紹介だけで販売代理店・パートナーを選定した結果、対象業界への販売力が不足していた、価格帯が合わなかった、意思決定者に十分アクセスできなかった、というケースも少なくありません。インド市場で成果を上げるためには、参入前の市場把握、競合分析、顧客ニーズの確認、販売チャネルの検証、信頼できる現地パートナーの選定が重要です。

マーケットリサーチ社では、30年以上にわたり日本企業のインド市場参入・事業拡大を支援してまいりました。市場調査、競合分析、販売代理店・パートナー探索、現地企業とのマッチング、テストマーケティング、営業支援など、計画段階から実行段階まで実務に直結する支援をご提供しています。

インド市場への進出、販売拡大、代理店見直し、現地パートナー探索をご検討中の企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

西山謝志

西山謝志

有限会社マーケット・リサーチ社 代表/インド市場調査コンサルタント
元エクソン社および伊モンテディソン社にて東南アジア地域統括を歴任後、証券会社での産業アナリスト職を経て、1997年にマーケット・リサーチ社を設立。インド市場に特化した調査・進出支援の第一人者として、20年以上にわたり100社以上の日本企業の現地進出をサポートしてきた実績を持つ。特に、自動車、エネルギー、食品、医療、機械、ITなど幅広い業種において、市場調査・販路構築・提携交渉などの実務支援を行っている。